公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

県内市町村・企業取材

2023年12月01日

鴻巣市

この記事の関連カテゴリ タウンスケープ

人にも生きものにもやさしいコウノトリの里  こうのす

はじめに
鴻巣市は、埼玉県のほぼ中央、都心から50㎞圏内 に位置し、荒川が流れる南西部周辺には田園地帯が 広がるなど、豊かな自然に恵まれている。
1954年に1町5村が合併して埼玉県で17番目の市として誕生して以来、県央地域の中核都市として発展、2005年には吹上町、川里町と合併して現在の 姿となり、人口は約12万人となっている。江戸時代には中山道の宿場町として賑わい、交通の要衝として発展した。現在でも鉄道・高速道路を身近に利用でき、交通の利便性が高い。
 鴻巣市は「ひな人形のまち」、「花のまち」として知られている。鴻巣市のひな人形は約400年の歴史が ある。明治時代には多くの業者・職人が鴻巣に集まって人形づくりが盛んに行われ、貴重な地場産業 として現在に伝えられている。毎年春には「鴻巣びっくりひな祭り」が開催され、市内外から多くの人が訪 れる。
花の栽培は戦後行われるようになり、プリムラ、サルビア、マリーゴールドは日本有数の出荷量を誇る。 毎年5月に「こうのす花まつり」が開催され、「日本 一広いポピー畑」でもあるメイン会場に多くの人が訪れる。 最近では、市内を流れる荒川の川幅が日本一広いことにちなんだ、「こうのす川幅うどん」が鴻巣グ ルメとして人気だ。鴻巣を訪れた際には是非味わってみたい。

(埼玉りそな経済情報2023年12月号 執筆者:太田)

県内市町村・企業取材一覧
TOP