公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

県内市町村・企業取材

2023年04月01日

本庄市

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自然と都市の魅力が調和した 
暮らしやすいまち 本庄

はじめに
本庄市は、埼玉県の北西部、都心から80㎞圏に 位置し、東は深谷市、南は美里町・長瀞町・皆野町、 西は上里町・神川町、北は利根川をはさんで群馬県 伊勢崎市に接する面積約90㎢、人口約8万人の市 である。自然が残る地域も多く、観光スポットも多い。
 川沿いに5㎞にわたって連なる「こだま千本桜」は特に有名な観光スポットで、春には多くの人が訪れる。
本庄市の歴史は古く、大規模な原始・古代遺跡が 発見されているほか、まちの中心部は江戸時代には 中山道最大規模の宿場町として栄えた。また、渋沢栄一、荻野吟子と並び、埼玉三偉人に数えられる盲目の国学者、塙保己一の生誕地としても知られる。
  市は、市内への転入者の増加を目指し、市の魅力である「速さ」・「 広 さ」・「ゆとり」をアピールしている 。
「速さ」は、新幹線で東京駅から50分程度で本庄 早稲田駅に着くことができるほか、関越自動車道の 本庄児玉ICも市の中心部に近接しているため、交通の利便性に優れている点である。
「広さ」は、関東平野の北西部に位置しており、東京圏では珍しく地平線が見える雄大な景色と高い 空のもと、都心より低価格で庭付きの広い家の取得 が可能な点である。
そして 、「速さ」と「広さ」があることで 、「ゆとり」のある生活を送ることができる。
 全国的に人口減少が進むなか、本庄市の人口も減少しているが 、「速さ」・「広さ」・「ゆとり」を 求めて市外からの転入者が増加しており、2016年以降は転入者が転出者を上回る「社会増」の状態が続いている。
(埼玉りそな経済情報2023年4月号 執筆者:太田)

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