公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2021年05月01日

埼玉県における産業動向と見通し 産業天気図は、一部に持ち直しの動きもみられるが、回復テンポは鈍い

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経済調査太田 富雄

趣旨

わが国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる。 聞き取り調査の結果、埼玉県の産業天気図は一部に持ち直しの動きもみられるが、回復テンポは鈍い。1~3月期の天気図は、一般機械、輸送機械、鉄鋼が「小雨」、電気機械、百貨店・スーパーが「曇り」、建設が「薄日」となった。今後は海外も含めた需要の拡大により、県内経済は改善に向かうとみられるが、足下では感染症の再拡大が懸念されており、不安要素も残る。 4~6月期の天気図は、一般機械と輸送機械が「小雨」から「曇り」へ改善し、建設が「薄日」から「曇り」へ悪化する見込みである。

目次

  • 概況
  • 主要産業の動向
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