公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2025年04月01日

埼玉県におけるライドシェアの現状と今後

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経済調査事業太田 富雄

趣旨

 アフターコロナでは経済正常化が進み、最近では人手不足などにより、タクシーがつかまりにくいことや、路線バスの減便や廃止などが話題になることが多い。その対策として、昨年、「ライドシェア」が始まったことが新聞やテレビなどで報道された。  我が国では公共交通機関が発達し、他国からも利便性や正確性に対して評価されてきた。今後も、公共交通の利便性を従来のように享受することができるのであろうか。本稿では、地域の足である乗合バス(以下、「バス」と記載)やタクシーの現状を踏まえつ つ、埼玉県にも導入されたライドシェアの現状を概観するとともに、今後を展望する。

目次

  • はじめに
  • ライドシェアとは
  • 「日本版ライドシェア」導入に至った背景
  • 通勤時間とテレワーク
  • 埼玉県の状況
  • 埼玉県におけるライドシェアの今後
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