公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2025年09月01日

埼玉県のスタートアップの現状 ー 渋沢MIXに期待される持続的成長に向けたエコシステムの形成 -

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経済調査事業齋藤 康生

趣旨

 埼玉県は「渋沢栄一創業プロジェクト」と題し、新産業の創出や地域経済の活性化に向けて、起業家や起業希望者、ベンチャー企業の支援を開始している。本年7月には、企業や起業家等の交流・マッチングを促進し、イノベーションを創出する拠点として「渋沢MIX」を開設した。  県は渋沢MIXがハブとなり、県内外の様々な業種、規模の企業やスタートアップ、金融機関、ベンチャーキャピタル、経済団体、大学、自治体など多様な機関を結びつけ、持続的にイノベーションが生まれる環境(イノベーション・エコシステム)を共創していく考えだ。特にスタートアップについては、県独自に伴走型の支援を進め、県内から有望な企業が多数輩出されることを目指している  本稿では、県内のスタートアップの現状と、イノベーション・エコシステムの現在地を捉え、渋沢MIXが担うエコシステム・ハブの重要性について、考察したい。経済産業省によると、スタートアップとは、①新しい企業であって、②新しい技術やビジネスモデル(イノベーション)を有し、③急成長を目指す企業を指す。

目次

  • はじめに
  • 県内スタートアップ輩出の現状
  • 東京都にみる2つの成長企業輩出の源泉
  • エコシステムの共創に向けた連携の重要性
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