公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2021年12月01日

埼玉県の農業の現状とスマート農業の推進について

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経済調査伴 恵梨香

趣旨

 日本の農業は、担い手の減少・高齢化、新規就農者の獲得、所得の向上、環境への配慮など多くの課題を抱えている。なかでも、担い手の減少と高齢化は年々深刻化している。  日本の農業が抱える様々な課題の解決手法のひとつとして、国はICT技術等を取り入れた「スマート農業」を提唱している。「スマート農業」を普及させることにより、担い手の減少や高齢化の問題の解決を図るとともに、農業の生産性向上を実現し、農業を成長産業化させる考えである。  本稿では、埼玉県の農業に関するデータから農業が抱える課題や現状を整理しつつ、国や県が推進する「スマート農業」についてレポートする。

目次

  • はじめに
  • 埼玉県の農業の現状
  • IoT・ロボット・AI技術で農業課題を解決する「スマート農業」
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