公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2021年06月01日

埼玉県の住み良さと地域特性によるまちづくり

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経済調査吉嶺 暢嗣

趣旨

 近年、民間不動産会社等の調査で、大宮、浦和、川口など埼玉県内の街が住みたい街として取り上げられるようになった。埼玉県は全国第5位、730万人以上の人口を有するとともに、人口の増加も続いており、これに対応し様々な生活環境の整備が進められてきた。埼玉県政世論調査では、「今住んでいるところは全体として住み良いところだと思う」とする県民の割合は年々増加し76.6%に達している。  埼玉県は、東京都に隣接する南部の地域、東京都から距離のある北部の地域、その中間の地域でそれぞれの特徴があり、住民が求める住み良さの基準や、まちづくりの重点も異なっている。  本稿では、埼玉県全体について暮らしに関わる生活環境を見た上で、地域毎の特性や求められるまちづくりの方向等についてみていく。

目次

  • はじめに
  • 埼玉県の住み良さ
  • 埼玉県の生活環境と住み良さ
  • 埼玉県の地域別の住み良さ
  • 地域特性によるまちづくり
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