公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2021年11月01日

埼玉県における産業動向と見通し 産業天気図は、業種によるバラツキが目立ち、先行きは横ばいで推移するとみられる

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経済調査太田 富雄

趣旨

わが国の景気は、持ち直しの動きが続いているものの、7月中旬以降の新型コロナウイルス感染症の感染第5波を受けた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象エリア拡大により、そのテンポが弱まっている。 埼玉県の景気は、感染第5波の影響により、旅行や飲食サービスなど個人消費の一部に弱い動きがみられたが、総じてみれば持ち直している。 聞き取り調査の結果、埼玉県の7~9月期の産業天気図は、一般機械、電気機械、建設が「薄日」となる一方、鉄鋼、百貨店・スーパーが「曇り」、輸送機械が「小雨」となり、業種によるバラツキが目立った。 10~12月期の天気図は、いずれの業種も現状から横ばいで推移する見込みである。但し、変異株による感染再拡大の懸念等不安要素も残る。

目次

  • 概況
  • 主要産業の動向
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