公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2020年11月01日

埼玉県における産業動向と見通し

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経済調査

趣旨

 わが国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある。このところ、持ち直しの動きもみられるが、感染拡大の防止 策を講じながらという制約もあり、コロナ前の水準を回復するには時間を要する見込みである。  聞き取り調査の結果、埼玉県の産業天気図は厳しい状況となっている。7~9月期の天気図は、一般機械と輸送機械が「雨」、電気機械、鉄鋼、百貨店・ スーパーが「小雨」、建設が「薄日」となった。  今後は感染症による県内産業への影響は最悪期を脱し、改善に向かうものと考えられるが、回復のテンポは鈍いとみられる。10~12月期の天気図は、電 気機械と百貨店・スーパーが「小雨」から「曇り」へ、輸送機械が「雨」から「小雨」へ改善し、建設が「薄日」から「曇り」へ悪化する見込みである。

目次

  • 概況
  • 主要産業の動向
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