公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2020年05月01日

埼玉県における産業動向と見通し 産業天気図は、一般機械、輸送機械が約10年ぶりに「雨」となる

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経済調査

趣旨

 わが国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、足元で大幅に下押しされており、厳しい状況にある。先行きについても、感染症の影響によ る厳しい状況が続くと見込まれる。 聞き取り調査の結果、埼玉県の産業天気図も厳しい状況となっている。1~3月期の天気図は、一般機械、輸送機械がリーマン・ショックの影響が出てい た2009年以来、約10年ぶりに「雨」となった。「小雨」が百貨店・スーパー、「曇り」が電気機械、鉄鋼、「薄日」が建設であった。 緊急事態宣言の発令もあり、感染症による県内産業への影響は広範囲にわたるものと想定され、今後も厳しい状況が続くと考えられる。4~6月期の天気図は、電気機械と鉄鋼が「曇り」から「小雨」へ、建設が「薄日」から「曇り」へ悪化する見込みである。

目次

  • 概況
  • 主要産業の動向
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