公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団

調査研究レポート

2026年02月02日

埼玉県における個人金融資産の現状と今後について

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経済調査太田 富雄

趣旨

我が国はバブル崩壊以降、いわゆる「失われた30年」と称される長期のデフレ局面に直面した。需要喚起を目的とする金融緩和が途切れることなく続き、金利は歴史的な低水準に固定されたままだったが、景気の力強い回復や物価上昇目標の実現には結び付 きにくかった。しかしながら、2020年の新型コロナウイルス感染症の拡大、2022年のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとする世界的な供給制約やエネルギー価格の変動、さらには国内の少子高齢化による人手不足を受け、物価は2022年以降上昇基調を 強めた。その結果、2024年には約17年ぶりに「金利のある世界」へと移行し、引き続き金利は上昇傾向にある。                本稿では、こうした長期にわたる低金利環境と金融政策の変遷を振り返るとともに、埼玉県における個人金融資産の現状を全国と対比しつつ概観し、今後を展望することとしたい。

目次

  • はじめに
  • バブル崩壊後の金融政策の振り返り
  • なぜ金利のある世界に戻ったのか
  • 全国の個人金融資産の推移と特徴
  • 埼玉県の個人金融資産の特徴
  • 埼玉県の個人金融資産の今後の展望
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